:::: [女王様編]
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前に「女王様ナナカ」という漫画のSM考証を頼まれました…作者の西炯子先生は四コマの単行本「ひとりで生きるモン!」の中でもSMや女王様、いろんな変態をネタにしてて、ちゃんと分かってる作家さんです。だけど、同人誌として出された前作を見て愕然としました。女王様の言葉使いがトンチンカンなのです。
おそらく原作者の大槻ケンヂ氏のせいなのでしょう…「御挨拶しな」とか「坊やは、よう」とか「わかるぜぇ」とか女王様というより、これでは「やから」か「ズベ公」です。
おそらく大槻氏が取材した女王様は元レディースかなんかだったのでしょう…僕が協力した月刊リュウに載った新作は上品な女王様言語になるようにアドバイスしたのですが、何かキャラが変わった感じがして…大きなお世話だったのかもしれません。
世間一般では女王様は「ワガママで礼儀知らずの女優や歌手」に使われる言葉ですが、実際の女王様は、礼儀ただしく、奥ゆかしい方ばかりなのです。まったく世間というものは…。
女王様は特殊な能力が必要な職業です。
言葉使いからたちふるまい、コスチュームの着こなし…
これ等が100%女王様ならば、たとえどんなブサイクでも、M男性からすると、絶世の美女に見えてきたりするのです。逆にどんな美女でもそれが出来なければ女王様失格となるのです。
例えば、ワハハ本舗の女優で、ドラマの脇役でよくオバサン役をやってる方がいます。テレビ番組で見たんですけど、その女優さん昔バイトでテレフォンSMプレイをやってたという話で、試しにちょっとだけやってくれたんだけど、それがめちゃめちゃ上手いんです!…もはや絶世の美女なんです。
昔、勝手に女王様イメージを持ってた女優が、ドラマや映画で、女王様をやって「え~い」とか言って鞭でペタペタ叩く姿を見たときは、ガッカリでした。今までその女優の女王様っぽい写真集でコイてきた自分は一体何だったのかと…。
僕にとって女王様はアイドルなのです。女性のタイプは、その女性にいじめられたいかどうか、女王様コスチュームが似合うかどうかで、決まってしまいます。(あくまでも想像の中だけの話ですけど…。)
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